損害保険

2021.03.11

地震保険危険等上乗せ補償

地震保険は「地震保険法」という法律に基づいて運営されている公共性の高い保険です。
地震保険は、地震を原因とする損失を補償する保険です。地震による火災、津波、噴火の損害も補償されます。火災保険の契約期間の中途でも地震保険の契約することが出来ます。
東日本大震災で全壊被害に遭った住宅の新築費用は、平均約2,500万円でした。公的支援としての受給額は、義援金を合わせて約400万円。支援金だけですと、再建のための新築費用の不足額は2100万円になります。建築費だけでなく、家財や引越費用など生活再建の費用は大きくかかります。(内閣府 防災情報参照)
地震による再建に備えるのが地震保険ですが、地震保険の契約は、建物と家財のそれぞれで建物は5,000万円、家財は1,000万円までと決まっています。契約金額は、火災保険の契約金額の30%~50%の範囲内となっています。
「地震危険等上乗せ補償特約」をご存じですか?
地震保険は、最高でも「支払限度額の50%までの補償」となりますが、「地震危険等上乗せ補償特約」を付帯することで、地震・噴火またはこれらによる津波による損害に対して最大100%まで補償されることが出来ます。
住宅ローンの残債が多い方は、二重ローンになることも想定されます。
どこまで保障が必要なのかを検討されてご選択頂けるといいですね。
東京海上日動、損保ジャパンなどで取り扱いがあります。※各社補償期間、一年更新型となります。補償内容を保険会社・代理店に十分にご確認ください。