損害保険

2021.01.22

地震保険

1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生しました。もう26年も経つのですね。TVからの映像に驚愕したことを記憶しています。多くの犠牲者と甚大な被害をもたらしました。地震保険は、この阪神淡路大震災を機に加入率が高まりました。

損害保険料率算出機構のデータによると、2018年度は火災保険加入者の65.2%が地震保険に加入されていますが、加入されてない方もまだまだ多いですね。

ご注意頂きたいのは、地震による火災の損害や地震によって延焼拡大した損害は、通常の火災保険では補償されません。地震保険は単独では契約することが出来ません。火災保険にセットして契約する必要があります。
地震保険は、地震を原因とする損失を補償する保険です。地震による火災、津波、噴火の損害も補償されます。火災保険の契約期間の中途でも地震保険の契約することが出来ます。地震保険の契約は、建物と家財のそれぞれで契約します。契約金額は、火災保険の契約金額の30%~50%の範囲内です。
なお、建物は5,000万円、家財は1,000万円が契約の限度額になります。

「火災保険」+「地震」

災害は、いつ訪れるかわかりません。阪神淡路大震災では、自宅が倒壊し、住宅ローンが残っていたために再建にご苦労されたお話をお聞きしました。保険の備えをして、生活建て直しの備えをしておきましょう。